2023/03/24

シミ治療は、そのシミの種類、原因などによって治療法は異なります。まずは紫外線などが原因となり、メラニンが表皮の浅い部分に沈着してしまって出来てしまったシミには、塗り薬を始め、レーザー治療などによる方法によって、病院の皮膚科にて容易に治療する事も可能となります。しかしこのシミには、その他にも沢山の種類が存在しており、例えば肝斑と呼ばれるシミの上に老人性色素斑が重なる事によって、二重のシミになっていたり、更には後天性真皮メラノサイトーシスといった、真皮部分にメラニンが沈着しているシミなどの場合には、より治療も複雑になります。実はシミ治療に関しては、誤診により治療前よりもシミが濃くなってしまうなどといったリスクもあり、その為にも、治療を始める前段階のカウンセリング時において、そのシミがどういった種類のものであるか、更にはどういった治療方法により治療を行うのかを、きちんと確認しておく必要があります。
更には治療後に自分で出来るセルフケア法などについても、きちんと確認しておくと、その後の新たなシミの再発防止などにも繋がり効果的です。そして受診する病院が、保険治療を行っているところかどうかも事前に確認する必要があります。一般的に肝斑などのシミ治療の場合には、その治療に対して処方される薬などは保険適用内となっていますが、中には保険適用外で治療を行う病院なども存在する為、その場合には実費による治療となります。