2023/03/24

肌のシミ治療には、アルブチンの美容成分も注目です。シミ治療というと、ビタミンCの美容成分が、まっさきに思い浮かびやすいですが、アルブチンもメラニン色素抑制作用で、ホワイトニング効果を期待したケアができます。ハイドロキノンの配糖体であり、厚生労働省からもホワイトニング効果ありと認められている成分の一つです。美白の作用で知られるハイドロキノンも有名ですが、同じくアルブチンもホワイトニング作用があります。
アルブチンは美白効果も高い、ハイドロキノンとも、よく比較をされます。皮膚科などでのシミ治療でも、ハイドロキノンは処方されますから、美白効果が高い両方が気になるのは当然でしょう。とにかく効果が高いハイドロキノンは認知度も高いですが、成分的に強いという面も持っています。使用に関しては副作用に対しての懸念はあります。
これに対し、アルブチンは皮膚への負担が少ないため、副作用としても大きな懸念がありません。アルブチンを使用してのホワイトニング効果は、ハイドロキノンほどは強くないですが、安定性としては高いものです。α-アルブチンは新しい成分で、ぶどう糖とハイドロキノンを結合させたものを、アルブチンに混ぜ合わせたものです。β-アルブチンと比較をすると、10倍モノ効果を持っていると考えられています。
チロシナーゼの活性の酵素を抑制するのが、アルブチンの役割でもあります。皮膚への色素沈着から、肌を守ってくれる働きもあります。