相続には期限や時効が存在します

身内が亡くなった時点で、相続が開始されます。故人が所有していた不動産や預貯金、証券など全てのものが、法律で定められている相続をする権利をもつ相続人が引き継ぐことになります。誰が何割引き継げる権利があるかも、法律で定められています。また、遺産を引き継ぐ手続きには、期限や時効が存在するものもあります。

その期間を知らずに手続きをしなかったために、財産がもらえなかった、借金を抱え込むことになってしまったりと、悲惨なことになる可能性があります。そうならないためにも、時効や期限は知っておくといいでしょう。故人の中には、自分の財産を誰に渡すかを書面に残す、遺言書を作成する人もいます。この遺言書があれば、そこに記された通りに財産が引き継がれることになります。

無かった場合は、相続人が集まって遺産をどのように分けるのかを話し合います。この話し合いを「遺産分割協議」と言い、自分以外の他の相続人に遺産分割を求めることを、「遺産分割請求権」と言います。この「遺産分割請求権」には、時効はありませんので、生存している限り請求することができます。もし、請求することなく亡くなった場合は、次世代に請求できる権利が移ります。

財産があまりもらえない人が、多くもらう人に追加請求できる「遺留分減殺請求権」の時効は1年ですが、この開始を知っていない場合は10年となります。誰もが絶対引き継ぎたくないのが、借金です。引き継ぎたくない負の財産は、放棄することができます。この時効は、死亡から3か月となっていますので、期限内に手続きをすることが大事です。

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